最後の悪あがき

八重の肥満細胞腫が見つかって一カ月が過ぎました。その間、ネットでいろいろ調べたり、セカンドオピニオンを受けたりして、断耳を決意しました。

でも、八重の顔を見ていると・・・[E:weep]

ネットで調べている中で、一つ興味のあることがありました。『日本獣医がん学会』

その学会が認定する資格に「獣医腫瘍認定医Ⅰ種」があります。つまり、ガンの専門医です。（腫瘍診療のための専門知識および一般臨床知識を有し、且つ実践的に診断・治療を行う能力を備える者）

調べてみたら、この資格を持つ先生が、広島県福山市にいらっしゃいました。[E:fuji]

八重の腫瘍を見つけていただいた主治医の先生には感謝しています。そして、フレンチブルのチャームポイントの耳を切る事にも、とても真剣に考えていただきました。

でも、心の中にガンの専門医に診てもらいたいと言う気持ちが芽生え、そして大きくなってしまいました。専門医に診てもらっても結果は同じなんだろうなぁ、と思いつつも、八重の断耳に悔いを残したくない！なので、サードオピニオンを受けてきました[E:sign03]

「ＡＣＣ福山中央動物病院」  ここの院長先生が認定医の先生なんです。

まだ、新しい病院なのか、とてもオサレでした。[E:happy01]

院長先生ですが、物腰が柔らかく、八重の症状についても一生懸命聞いていただき、それに対する説明もとても分かりやすく、さすがに専門医なだけあって、知識がすごいなと言う印象を受けました。

そして、肥満細胞腫でも、おとなしい肥満細胞腫(グレード１)と、極悪な肥満細胞腫(グレード３)があり、そのグレードで治療の仕方が全く違ってくるとのこと。グレード１だったら、断耳しなくても薬で肥満細胞腫を消すことが出来るかもしれないと言う事が分かりました。w(ﾟoﾟ)w

そのグレードを調べるには、今までの細胞診検査ではなく、腫瘍の一部を切り取り、組織その物を検査(組織生検)に出す方法しかなく、全身麻酔を伴うので八重を一日預けることになります。

でも、それではっきり分かり、その結果が断耳になったとしても、今度こそすっきりとした気持ちで手術が受けられそうです。だから、検査をお願いしてきました。

我が家に戻り、広島の主治医の先生には今日の事を伝え、一週間後の手術の予約を延期してもらいました。それでも、うちで出来る事だったら治療をしてあげるよとも言ってもらえました。福山は遠いのでとても助かります。ホント感謝感謝です。

今晩の我が家には八重がいません。１００ｋｍ離れた福山の地に八重はいますが、先ほど、病院から連絡があり、検査はすべて無事済んだそうです。安心しました。
八重も初の病院のお泊りで心細いかもしれませんが、良く頑張ってくれました。明日は朝一で八重を迎えに行く予定です。