病理組織診断

いつものように、朝一で「ACC福山中央動物病院」へ行って来ました。[E:rvcar][E:dash]

先生からの説明もありましたが、診断結果は下記の通りです。


[所見]
真皮に形成されている直径1.5㎜の腫瘤は、よく分化した腫瘍性肥満細胞のシート状増殖によって構成されています。腫瘤細胞は、豊富な両染性細胞質、多数の微細好塩基性細胞質内顆粒、均一な大きさの円形~類円形正染核、ならびに不明瞭な核小体を有しています。分裂像は腫瘤全体の観察において認められません。腫瘤細胞の背景には少数の好酸球が浸潤しています。標本上の、腫瘤細胞の脈管内浸潤は認められません。

 

[病理組織学的評価]
皮膚肥満細胞腫、Patnaikグレード1

[コメント]
本症例の肥満細胞腫は、Patnaikの分類システムによるとグレード1(低グレード)に分類されます。このグレードの肥満細胞腫の完全摘出の後の予後は良好です。しかし、犬(特に患者さんの犬種)の皮膚肥満細胞腫は、身体のさまざまな部位に時間をあけて生じる傾向がありますので、今後も一定の注意が必要です。

 

グレード1の肥満細胞腫は良性でおとなしいため、断耳手術はしなくて良く、少しの間抗ヒスタミン剤を飲むだけで良いと言うことになりました。[E:note][E:fuji] このあとは経過観察です。[E:happy01]

やりました[E:sign03]八重の耳を切る事を決断していただけに、とても嬉しい結果になりました。[E:happy02]
悪あがきして、サードオピニオンをした甲斐がありました。

これからも再発の危険性は残ってはいるものの、グレード1で出たり消えたりすることが多いみたいです。早期発見であれば、簡単に切除することも可能だし、しばらくは半年に一回は健康診断しようと思います。

八重を心配してくださり、そして応援してくださった皆さんに、良い報告ができ嬉しく思います。本当にありがとうございました。これからも八重を見守ってやってください。

Dscn5713「よろしくね[E:note]」

 

フレンチブルドッグひろば

広島ブログ

コメント

  1. デカプー族 より:

    。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
    良かったですー
    ホント良かった

  2. 八重パパ より:

    イタコさん、ご心配おかけしましたが、ホントに良い結果になりました。o(*^▽^*)o
    ゲン担ぎで8月から禁酒していましたが、昨晩は祝杯でした。(^^)
    また、アカリさんで元気な八重をなでてやってください。

  3. poohママ より:

    安心しました
    良かったですこれからも日々の
    観察?と言っても
    いつもみられてる可愛いお顔ですから
    大丈夫ですね~

  4. 八重パパ より:

    poohママさん、ありがとうございます。
    今回の肥満細胞腫は、とても見つけやすい耳先に出たので
    良かったのかなと思っています。
    これからは一週間に一回は体全体の観察会です。八重は嫌がるでしょうね。[E:coldsweats01]

タイトルとURLをコピーしました