さよなら阿蘇御宿編

『御宿小笠原』には4つのドッグランがあります。
一番大きなプール付きドッグラン,去年完成した展望ドッグランとアジリティードッグラン,そして一番小さな中庭ドッグランです。
中庭ドッグランは部屋からも近いので、初めて利用してみました。

小さいながらもノーリードで走れるので、八重も大喜びです。

そんな中、八重に悲劇が襲ってしまいました。
八重って走ってる最中にぶるぶるすることがあるんですよね。
 

しかも下り坂でそれをするもんだから前足が絡まってしまい頭から突っ込んで転んでしまったんです。
 

口の中にも泥が入ってしまいパパもママも焦ってしまいましたが、幸いケガもなく、口の中も水洗いして大事にはなりませんでした。

ちょっとドタバタしたドッグランでしたが、八重も喜んでたので良かったかな。

二日目の夕ごはんは「囲炉裏御膳」でぇす。

こちらは前菜、食前酒はブルーベリーのお酒、ジュースみたいで美味しかったです。

炭火焼には野菜一通り

牛、豚、鶏の肉セット

ヤマメの塩焼きがあります。

さあ、どんどん焼きますよ!

「ねぇねぇ、八重のご飯は?」

昨日と同じだけどちゃんとあるよ。

「八重は好き嫌いないから大丈夫よ!」

そして、今夜も馬刺を頼んでしまいました。
だって美味しいんだもん。

はーい、八重にもあげるよ。

「もっと頂戴!」

食べすぎは良くないから我慢するんだよ。

ドッグランでいっぱい走ったし、お腹が満たされたから眠くなるね。

「床暖房が気持ち良いわぁ。」

 

楽しい時は早いもので、広島に帰る朝がやってきました。

あいにくの雨模様で外輪山も霞んで見えなくなってしまいました。

三日目の朝ごはんでぇす。

普段だとこんなに食べられないけど、旅先で美味しいご飯だとペロリと食べられるんですよね。

「八重のはないのね。」

朝食の後は部屋に戻り出発まで温泉に入ったりしながらまったり過ごします。
チェックアウトも時間ぎりぎりの10時30分まで居座っての出発です。
あいにくの雨降りなので、屋根の下での記念撮影になってしまいました。

まあ,今日はほぼ車なので雨でも問題ないんだけどね。

阿蘇の中岳は雲の中に隠れているけど、あれ?上の方が白くなってないかい。

広島までのルートは久しぶりに九州の真ん中を縦断するルートにしてみました。このルートは外輪山を一気に超えるため坂をどんどん上っていきます。
すると・・・雨が雪にと変わって行くではないですか!

外気温はたったの1℃!さっむー。

この日は九州にも寒気が流れ込んできてたみたいで、それで雪になったんでしょうね。

国道211号を北へと進んで行くと、もうもうと湯けむりの上がる温泉地「杖立温泉」に到着します。今までは川の対岸に見ながら通過していたのですが、今回は初めて寄ってみたんですよ。

無料駐車場に入ると、昭和の時代にタイムスリップしたような昔ながらの温泉街の風景が広がっていました。

そして、駐車場の中にはこんなものがありました。

こ、これは!温泉の蒸気を利用して野菜などを調理する所では
こんな所があるとも知らず来たので、思わず興奮してしまいました。
杖立温泉では「蒸し場」と呼ばれていて、温泉街に数か所あり無料で利用できるんですよ。
ここの「蒸し場」は目の前に車が止められるのでとても便利!風向きによっては車まで蒸されてしまいそうですが。


すぐ近くには「蒸しものセット」がロッカー型自販機で売られています。

ふむふむ、玉子2個,さつまいもじゃがバタートウモロコシが入って500円。良心的な価格が嬉しいですね。

「蒸し場」にはセイロが2つ置けるようになっていて、ちょうど1つが空いたので使ってみることにしました。

自販機で「蒸しものセット」を購入

セイロに食材を並べる。

勢いよく蒸気が出ている場所にセイロを移動。

蒸しあがり時間は食材によって違うんですが、一番長いさつまいもに合わせて25分間このまま待ちます。

はぁ~い、完成でぇーす!

とても熱いのでやけどしないようにね。
玉子は殻が黒く変化するのかなと思ってたんですが、まったく変化なし。ここの温泉の泉質は弱食塩泉で硫黄成分が少ないんでしょうね。

ゆで卵さつまいもには温泉成分がしみこみ、独特の風味が加わり美味しゅうございました。

野菜を買って、セイロをセットして、蒸し野菜を食べてと1時間かかりましたが、とても楽しい経験にまた次回も「蒸し場」を楽しみたいですね。

 

さて、今回の阿蘇土産です。

 
熊本銘菓「陣太鼓」,宿の夕ごはんで食べた「ご汁の素」,めるころの「シュトーレン」,八重のおもちゃ、そして写真には写ってないけど「もろみ豆腐」でぇす。

八重のおもちゃとしてくまモンには八重の攻撃に耐えてもらいます。


今回の熊本阿蘇の旅は、巨樹を見て、古墳を見て、蒸し場体験をしてと、とても楽しい旅となりました。
八重も10才となり、あと何回行けるかわかりませんが、次の計画を模索している八重パパなのでした。

おしまい

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